遺品整理リライフ

遺品の衣類をリメイクして形見分け|思い出を残す新しい供養の方法

 

遺品整理の現場で特に多く見つかるのが「衣類」です。洋服や着物、ネクタイやスーツなど、故人が日常で身に付けていたものは、思い出が詰まっているだけに簡単に処分するのは難しいものです。
サイズが合わなかったり、流行が違っていたりすると、そのまま着るのは現実的ではありません。しかし「捨ててしまうのは心苦しい」と感じるご遺族も多いでしょう。
そんなときに注目されているのが、遺品の衣類を「リメイク」して形見分けする方法です。小物や日常使いのアイテムに仕立て直すことで、思い出を生活に取り入れることができます。
本記事では、リメイクのメリット、自分で作る方法、専門業者に依頼する場合の選び方や費用相場まで、詳しく解説していきます。

目次

遺品の衣類をリメイクするメリットとは?

遺品の衣類をそのまま残すと、収納スペースを圧迫したり、管理が難しくなります。一方で、リメイクすることによって以下のようなメリットがあります。

思い出を日常生活で感じられる

故人が愛用していた服をリメイクして小物にすることで、日常生活の中で思い出を感じることができます。例えば、通勤バッグに付けるポーチやスマホケースに仕立てれば、毎日持ち歩くことが可能です。

家族で形見分けしやすい

着物やコートなど大きな布地を複数の小物に仕立てれば、兄弟や親族で分け合うことができます。みんなで同じ布を使ったアイテムを持つことで、「つながり」を感じることができるのです。

資源を無駄にしない

大切な衣類をそのまま廃棄するのは環境にも負担をかけます。リメイクはサステナブルな選択でもあり、思い出とエコを両立できる点も注目されています。

自分でできるリメイクアイデア

裁縫が得意な方や、家庭用ミシンがある方なら、自分でリメイクすることも可能です。初心者でも挑戦しやすいアイデアをいくつかご紹介します。

1. テディベアやぬいぐるみ

故人のスーツやワイシャツを利用して、ぬいぐるみを作るのは人気の方法です。洋服のボタンをそのまま目に使ったり、名前や日付を刺繍すれば、世界にひとつだけの形見になります。

2. クッションカバー

大きめの布があるなら、クッションカバーがおすすめです。リビングや寝室に置いておくと、自然に日常に溶け込みます。家族全員分を作ることも可能です。

3. ブックカバーやノートカバー

文庫本サイズのブックカバーは、裁縫初心者にも作りやすいアイテムです。外出時に持ち歩くことで、いつでも故人を身近に感じられるでしょう。

4. バッグやポーチ

ジーンズやジャケットの丈夫な布地は、トートバッグやポーチに向いています。ネクタイを利用したポーチもユニークで人気があります。

5. パッチワークのタペストリー

小さな布を組み合わせて作るパッチワークは、複数の衣類を組み合わせたいときに便利です。壁飾りとしてもインテリア性が高く、思い出を形に残す方法として最適です。

専門業者に依頼する方法と費用相場

「裁縫が苦手」「時間がない」という場合は、専門業者に依頼するのが安心です。最近では「遺品リメイク専門」の業者も増えています。

依頼できる主なアイテム

  • 着物からワンピースやジャケットに仕立て直す
  • スーツをぬいぐるみに加工
  • シャツやブラウスをクッションやエプロンにリメイク
  • ネクタイを財布やポーチにリメイク

費用相場

・ぬいぐるみ(メモリアルベア):1体 1万〜3万円
・クッションカバー:5千〜1万5千円
・バッグやポーチ:1万〜2万円
・着物から洋服へのリメイク:5万〜10万円程度
業者やデザインの複雑さによって費用は変動します。

リメイクを依頼する際の注意点

業者に依頼するときは、以下の点を確認しておくと安心です。

  • 仕上がりイメージを事前に確認できるか
  • 追加料金が発生する条件を明確にしてもらう
  • 思い出の布を余すことなく活用してくれるか
  • 納期の目安(通常は1〜3か月程度)

実際のリメイク事例紹介

ある女性は、母が愛用していた着物をバッグにリメイクし、日常で使える形に変えました。「外出のたびに母と一緒にいる気がして心強い」と話しています。
また、父のスーツを使ってテディベアを作った家族は、兄弟で1体ずつ分け合い、故人の存在をいつも感じられる形見として大切にしています。
このように、リメイクは単なる「再利用」にとどまらず、心の支えとなる大切な役割を果たしています。

まとめ

遺品の衣類をそのまま保管するのは難しくても、リメイクすることで新しい命を吹き込むことができます。自分で小物を作るのも、専門業者に依頼するのもどちらも良い方法です。
「ただ捨てる」のではなく「新しい形に変えて残す」ことは、思い出を未来につなげる大切な供養のひとつといえるでしょう。
衣類リメイクを通じて、大切な人をこれからもそばに感じながら日々を過ごしてみませんか。

遺品整理リライフ

© 2025 京都の遺品整理リライフ 粗 All Rights Reserved.

株式会社R.band(以下、当社と表記します)は、当社が「遺品整理リライフ」の名称で運営する遺品整理事業(当社ウェブサイト(https://ihinseiri-relife.com/)に掲載しているすべての事業をいいます。)におけるお客様の個人情報(個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号、以下「個人情報保護法」といいます。)第2条第1項が定める定義によります。)の取扱いについて、以下の通りプライバシーポリシーを定め、これを公表し、遵守します。

1.当社の名称・住所・代表者の氏名
株式会社R.band
〒612-8486
京都府京都市伏見区羽束師古川町293-2
代表取締役 安里 嶺

2.関係法令・ガイドライン等の遵守
当社は、個人情報保護法その他の法令及び個人情報保護委員会のガイドラインその他のガイドラインを遵守して、個人情報の適正な取扱いを行います。

3.個人情報の取得・利用
当社は、個人情報を取得する際には、利用目的を公表または通知し(本指針による公表を含む。)、また、直接ご本人様から契約書その他の書面(電磁的記録を含む)に記載された個人情報を取得する場合にはあらかじめ利用目的を明示し、適法かつ公正な手段によって取得いたします。
当社は、利用目的の達成に必要な範囲内で、適正に個人情報を利用いたします。

4.個人情報の利用目的
当社は、以下の目的でお客様の個人情報を利用します。
•お客様の本人確認・個人認証
•当社のサービス、商品、請求書及びお客様が参加したキャンペーンにかかる当選者への景品の発送
•お客様のお問合せ・ご相談・苦情・修理・サポートへの対応、確認及び記録
•サービス・商品の開発その他サービスの改善・向上
•当社の提供するデジタル・サービス(ウェブサイト・モバイルアプリなど)におけるお客様の体験の改善・向上
•ご案内状・電子メール等による商品・サービス・キャンペーン等の広告・情報提供(※1・※2)
•GoogleやYahoo等の広告配信事業者を利用した行動ターゲティング広告の配信(※1・※2)
•お客様の趣味・嗜好等の把握のための当社が取得した取得した属性情報・行動履歴等の分析(※2)
•お客様に当社のサービス・商品を安全に提供するため。利用規約に違反している利用者の発見と当該利用者への通知や、サービス等を悪用した詐欺や不正アクセス等の不正行為を調査・検出・予防、及びこれらに対応することが含まれます。
(※1)お客様から取得したウェブサイトの閲覧履歴や購買履歴等の情報を分析して、サービスの提供、広告配信等をいたします。
(※2)当社以外の第三者から取得したお客様の趣味嗜好・閲覧履歴等の情報を当社が既に有しているお客様の個人情報と紐づけて利用する場合があります。この場合にはお客様からあらかじめ同意を取得するとともに、上記に掲げる利用目的の範囲内において利用いたします。

5.個人情報の第三者提供について
当社は、以下のいずれかに該当する場合を除きお預かりした個人情報を第三者に提供いたしません。
•お客様から事前にご同意をいただいた場合
•利用目的の達成に必要な範囲内において外部委託した場合
•法令に基づき提供を求められた場合
•人の生命、身体または財産の保護のために必要な場合であって、お客さまの同意を得ることが困難である場合
•公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、お客さまの同意を得ることが困難である場合
•国または地方公共団体などが法令の定める事務を実施するうえで、協力する必要がある場合であって、お客さまの同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがある場合

6.安全管理措置 当社は、個人情報について、漏えい、滅失又はき損の防止等、その管理のために必要かつ適切な安全管理措置を講じます。また、個人情報を取り扱う従業者や委託先(再委託先等を含みます。)に対して、必要かつ適切な監督を行います。安全管理措置の内容は、法令に基づき、本人の求めに応じて遅滞なく回答いたします。

7.保有個人データの利用目的の通知、開示、訂正、利用停止等の請求
(1) 当社は、お客様の個人情報が個人情報保護法に定める保有個人データに該当する場合、 (2)記載の手続きにしたがって対応いたします。なお、かかる請求のうち、第1号の利用目的の通知及び第2号の開示請求については、手数料として1件あたり1,000円の手数料を頂戴いたしますので、下記(2)記載の振込先までお振込みください(不開示及び利用目的の非通知の場合についても手数料を頂戴します)。
また、第2号、第5号及び第6号の開示の方法は、原則として電子メールによる開示としますが、本人が求める場合、又は電子メールによる方法が多額の費用を要し、若しくは困難な場合は本人の住所宛ての書面の郵送による開示とします。
① 保有個人データに関する利用目的の通知
② 保有個人データの開示
③ 保有個人データの内容の訂正、追加または削除
④ 保有個人データの利用停止、消去または第三者への提供の停止
⑤ 個人データを当社が第三者に提供した際の記録の開示
⑥ 第三者から当社が個人データの提供を受けた際の記録の開示

(2) お客様は、開示等の請求を行う場合は、当社所定の請求書(下記①)に所定事項を記入の上、本人確認書類(下記②)を同封の上、当社の指定する送付先(下記③)までご郵送ください。手数料1,000円の振込先は下記④の通りです。
①請求書 請求書についてはこちらよりダウンロードください。
②本人確認書類
i お客様ご本人による請求の場合
お客様ご本人の本人確認書類
(個人番号カード(表面)、運転免許証、健康保険被保険者証、またはパスポートの写しのうちいずれか一つ)
ii 任意代理人による請求の場合
上記 i 記載の書類に加え、下記の書類
・委任状
・任意代理人の本人確認書類
(個人番号カード(表面)、運転免許証、健康保険被保険者証、またはパスポートの写しのうちいずれか一つ)
iii 法定代理人による請求の場合
上記 i 記載の書類に加え、下記の書類
・法定代理件の存在を確認できる書類(戸籍謄本又は成年後見登記事項証明書)
・法定代理人の本人確認書類
(個人番号カード(表面)、運転免許証、健康保険被保険者証、またはパスポートの写しのうちいずれか一つ)
③送付先 下記「10 お問い合わせ窓口」記載の窓口宛にご送付ください。
④手数料の振込先
京都信用金庫
田辺支店(038)
普通 3026178
ご入金先名:安里 嶺

8.Googleアナリティクスの利用について
当社ウェブサイトでは、利用状況を把握し、サイトの改善を図るため、「Googleアナリティクス」を利用しています。当社が発行するクッキーを元に、グーグル社が訪問履歴を収集・記録・分析しますが、個人を識別する情報は含まれておりません。Googleアナリティクスの利用規約とプライバシーポリシーにつきましては、Google社のサイトでご確認ください。また取得した情報を、第三者に無断で提供・販売することはありません。

Google Analyticsの利用規約:
https://www.google.com/analytics/terms/jp.html
Googleのプライバシーポリシー:
https://www.google.com/intl/ja/policies/privacy/

また、Googleアナリティクスによる情報収集を停止することも可能です。「Google アナリティクス オプトアウト アドオン」をインストールし、ブラウザのアドオン設定を変更してください。
(ダウンロードページURL:https://tools.google.com/dlpage/gaoptout?hl=ja)

9.クッキー(Cookie)について
当社ウェブサイトでは、より良いサービス提供のため、クッキーを利用しています。クッキーは、サーバーから利用者に送信され、ブラウザに保存される情報です。クッキーを使用することにより、例えば、興味をお持ちであろう分野のコンテンツを表示する事ができるという利点などがあります。クッキーは無効にすることもできますが、その結果サイト機能の一部またはすべてが利用できなくなる可能性があります。

10.お問い合わせ窓口
当社における個人情報の取扱いに関するご質問やご苦情に関しては下記の窓口にご連絡ください。
①住所
〒612-8486
京都府京都市伏見区羽束師古川町293-2
株式会社R.band 個人情報保護相談窓口
②電話番号 0120-553-564
③受付時間 8時~20時
2020月4月7日 制定
2023年4月3日 改定
株式会社R.band
代表取締役 安里 嶺