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必要がなくなった実家の解体にかかる費用はいくら?費用相場と抑える方法

 

必要がなくなった実家の解体にかかる費用はいくら?費用相場と抑える方法

親が亡くなり、誰も住まなくなった実家。古くて売却も難しく、管理だけでも手間がかかる…そんなとき、実家を解体して更地にする決断をする子世代は少なくありません。しかし、家の解体は一生に何度も経験するものではないため、費用や流れについて不安に感じる方も多いでしょう。

この記事では、実家の解体にかかる費用の目安や、費用を抑えるコツ、補助金の活用方法まで詳しく解説します。初めて解体を検討する方でも安心して進められる内容です。

目次

家の解体までの流れ

まずは、実家を解体する際の大まかな流れを押さえておきましょう。

現場の調査

解体業者が現地を訪れ、以下のポイントを確認します:

  • 建物の解体のしやすさ
  • どのくらい廃材が出そうか
  • 重機が必要かどうか
  • 重機を置くスペースがあるか

見積もり

調査の結果をもとに、解体費用を算出します。木造住宅の場合、床面積1平方メートルあたりの費用目安は以下の通りです:

  • 解体費用:1万円
  • 廃材処理・整地費用:5千円
  • 合計:約1万5千円/平方メートル

整地費用も加味する必要があります。単純な整地であれば1平方メートルあたり500円前後(30坪で約5万円)が目安ですが、地盤改良や樹木伐採が必要な場合は、1平方メートルあたり3万円(30坪で約300万円)かかることもあります。

解体準備

業者が決まったら解体準備に入ります。近隣への挨拶や作業内容の説明、電気・ガス・水道の停止手続き、引き込み線の撤去依頼などを行います。

解体工事

足場を組み、防音シートで家全体を覆い、騒音やホコリを抑えながら解体を進めます。建具や設備、家具の撤去から始め、柱や屋根、基礎の撤去まで順に行います。

廃材処理

建材や家具は金属・木材・コンクリート・ガラスなどに分別して運搬・処分されます。

整地

廃材撤去後、土地を平らにならし整地工事を行えば、解体工事は完了です。

解体工事にかかる費用と内訳

解体費用は建物の構造、立地条件、付帯工事の有無、廃材処理方法などによって変動します。おおまかな目安を確認しておきましょう。

構造別費用目安(30坪の住宅)

構造 費用目安 1坪あたり費用
木造 100〜150万円 約3万3千円
鉄骨造 150〜200万円 約4万円
RC造 180〜300万円 約6万円

立地条件による費用への影響

  • 住宅密集地や隣家と接近している場合、作業が難しく費用が増加
  • 大型トラックの出入りが難しい場合も追加費用が発生
  • 都市部は人件費や交通規制により田舎より高くなる傾向

アスベスト撤去

アスベストは健康被害があるため、撤去作業には国の基準に沿った専門工事が必要です。面積や危険性によって費用が変わります。

処理面積 費用目安/平方メートル
300㎡以下 2万〜8万5千円
300〜1000㎡ 1万5千〜4万5千円
1000㎡以上 1万〜3万円

付帯工事

付帯工事 費用目安
ブロック塀撤去 1㎡あたり2,000〜2,500円
庭木撤去 1本あたり1万〜5万円
門扉・フェンス撤去 1式あたり2万円〜
残置物処分 1tあたり1万5千〜3万円

廃材処理費用目安

廃材の種類 費用目安/1立方メートル
コンクリート 2万5千円〜
木屑 1万円〜
タイル 2万5千円〜
石膏ボード 2万5千円〜
ガラス・陶磁器 2万2千円〜

木造2階建ての家で廃材が4〜10台分出る場合もあり、処分費だけで100万円を超えることもあります。

業者の選び方

費用は業者によっても変わります。複数社で見積もりを取得し、工事内容が明確かを確認しましょう。不明点は質問して納得できる業者を選ぶことが大切です。

解体費用を抑える方法

税金に注意する

住宅用地の特例がなくなると固定資産税が変わりますが、建物自体の税金は不要になります。都市部では土地評価額によっては税負担が増える場合があるため、解体の期日に注意しましょう。評価日は毎年1月1日です。

補助金の活用

自治体によっては解体費用の一部を補助する制度があります。

  • 老朽危険空き家解体補助金:倒壊などの危険がある空き家の解体費用の20〜50%が支給
  • 木造住宅解体工事補助金:耐震性が低い木造住宅の解体費用の一部が支給
  • ブロック塀等撤去費補助金:高さ1m以上のブロック塀撤去費用の20〜50%が支給

残置物はできるだけ自力で処分

家具や家電など残置物が多いほど処分費用が増えるため、事前にできるだけ処分しておくと費用削減につながります。

まとめ

家の解体費用は、構造、立地、廃材処理、付帯工事などによって変動します。しかし、空き家を放置すると維持費がかさみ、倒壊や犯罪リスクも高まります。実家を解体する際は、補助金を活用しつつ、複数業者で見積もりを取り、できるだけ残置物を減らして費用を抑えることがポイントです。

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